第3回 稲敷市事務事業評価 外部評価委員会(未定稿)
日時:平成29年 9 月 27 日(水)午前 10 時∼ 場所:稲敷市役所本庁舎 3階北321会議室
進行・時間 発 言 内 容
1.開会
事務局 それでは早速、評価のほうを始めていきたいと思います。進行のほう
を、横須賀委員長によろしくお願いいたします。
3.ヒアリング【午前】∼都市基盤分野∼
1).公共交通運行補助事業 (担当課:政策企画課)
担当課 それでは、公共交通関係の事業の説明をさせていただきます。政策企画
課長です。どうぞよろしくお願いいたします。
本日の説明員として、担当の企画係長及び事業担当を同席させていただ いております。
担当課 それでは本市の公共交通の課題ということで、全体を通しての状況です
が、全国的に見ましても、本市のような人口密度の低い地域ほどモータリ ゼーションが進展しておりまして、本市の自家用車の保有台数を見てみま すと、平成 19 年が 7161 台というものに対して、28 年度では 1 万 7700 台、また軽自動車については、平成 19 年度に 6857 台だったのに対し、平 成 28 年では 1 万 173 台というふうに、経年的に伸びているという状況で ございます。
一方で、平成 27 年の国勢調査で見ますと、高齢化率については
31.66%という状況で、平成 17 年度では 23.14%という状況でございまし たので、かなり高くなってきているという状況でございます。こうした現 状を踏まえまして、自家用車での外出がほとんどという状況でございます ので、当然、外出による事故に遭遇するリスクというのも、特に高齢者に とっては高くなっているという観点からも、公共交通の利用環境を整えて いくということが重要であるというふうに認識をいたしております。
本市の公共交通の実態ですが、こちらの冊子の公共交通ガイドブックの ほうを見ていただきたいと思うのですが。こちらのほうを開けていただき ますと、近年の公共交通についてということで、記載がされています。こ れは 28 年 3 月末の記載になっていますが、現在では、路線バスが 4 事業 者で 10 路線、それからコミュニティバスが 1 事業者で 3 路線、高速バス が 1 事業者 1 路線というような状況になっております。
これらに加えまして、タクシー事業者が 4 社ございまして、さらに今現 在、茨城県と近隣市町村の共同で、実証実験として稲敷エリア広域バスと いうものを運行しております。こちらは市内、江戸崎の駅から、ひたち野 うしく駅に向かいまして、牛久ルートと阿見ルートの 2 路線を実証運行 で、平成 29 年 2 月から 30 年 3 月いっぱいまでの実証実験として、運行し ているという状況でございます。
現在の状況ですが、お配りしました 3 枚つづりの用紙のほうを見ていた だきたいと思います。市内の主な公共交通の利用状況ですが、先ほど説明 しましたように、市内では路線バスが 4 事業者で 10 路線ございます。そ のうちジェイアールバスと、関東鉄道、関鉄バスを除いた 3 事業者の路線 バスが市から補助を受け運行している状況です。
しては、28 年度の利用実績で、3 路線合計で 83,832 人、ブルーバスにつ きましては 4 路線で 36,039 人、コミュニティバスについては、3 路線で 合計 15,945 人の利用があったという状況になっております。また、タク シー利用助成につきましては、平成 28 年度使用枚数については、19,410 枚の利用があったというような状況になっています。
次の資料 3 枚目のほうを見ていただきたいと思うのですが。それぞれの バス運行事業者およびタクシー事業者に対して、運行経費の補助という形 で補助金を交付してございます。タクシーにつきましては、1 枚当たり 700 円を上限という定額での助成になっております。バスの補助金の状況 ですが、上からいきますと、桜東バスの補助金のほうが 28 年度の実績 で、51,571,856 円ということで、運行経費のうち 77.8%が補助金という ような状況でございます。
次に 2 社目のブルーバスのほうですが、補助金額が 42,471,528 円、運 行経費のうち補助金の占める割合は 91.8%です。コミュニティバスにつ きましては、補助額が 19,917,314 円で、運行経費に対する補助金の割合 は 86.8%というような形で、市内のバス運行につきましては、そのほと んどが市の補助金によって運行がされているというような状況になってお ります。
なお、運行経費の補助についてですが、市内の事業者にバスの運行をお 願いする際に、一応利用の促進を図るという観点から、通常の運賃よりも 低い運賃の設定をしておりますので、その分補助金については高額になっ てしまうというような実態はございます。運賃を低く設定しても利用促進 につながっていっていないというのが現状で、今現在、先ほど説明をしま したように、路線バスだけでも 1 億を超えるような補助金の交付をしなけ ればならないような状況になっています。
以上のような形でバスの運行をしているということですが、それに付随 しまして、公共交通結節点維持事業としては、主に江戸崎駅の待合所の維 持管理用の光熱費とシルバー人材センターのほうに委託した清掃作業のほ うを行うという状況、それからバスの停留所、転向所等の土地の借り上げ 等を行っているという状況です。
地域公共交通対策事業としましては、主に市の公共交通会議を開催しま して、平成 27、28 年度で地域公共交通網形成計画の策定を行い、引き続 き再編実施計画の策定に着手をしたという状況で、先ほど説明をしました 市内の公共交通のあり方について、議論をしているというような状況でご ざいます。
大まかな内容は以上のとおりです。細かいところは、質問にお答えする 形で説明をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
委員 この料金の設定というのは均一ですか。
担当課 いえ、市内のバス路線ごとに異なっていまして、コミュニティバスにつ
いては定額の運賃、それ以外の桜東バスとブルーバスについては、距離に 応じた運賃の設定というような形になります。
委員 例えば、子ども運賃と大人運賃に違いはありますか?
担当課 市内のコミュニティバスに関しては、大人が 200 円、子どもが 100 円と
別に分けてありますが、ブルーバスと桜東バスの距離制運賃に関しまして は、もともとの運賃、通常のジェイアールバスや関鉄バスと比べると 3 分 の 1 ぐらいの運賃で運行しているものですから、子ども・大人の設定はな しで、一律みんな安くということです。
る路線で、ピンク色の路線が桜東バスで運行している路線になりますが、 こちらの 2 社がやっている路線というのは、大手のジェイアールバスであ ったり関鉄バスがもともと走らせていた路線が廃止になって、それを使っ ていた高校生や小学生の通学がどうしようもなくなってしまうということ から、旧東町であったり市のほうが運行補助を出して、地元事業者に運行 を計画してもらってという状況で始まっております。そういった高校生・ 小学生の利用が主だったことから、運賃も安く設定したというところで す。
委員 この路線バスには、阿見を経由する、ひたち野うしく駅行きは載っては
いないんですね。
担当課 はい、そうです。このバスマップの作成は 2016 年。一方ひたち野うし
く行きのバスは今年2月に運行開始しており載っていません。
委員 そうですか。これを見ると、競合する分も当然あるわけですよね。
担当課 はい。
委員 そうしたら、競合する部分で、バス事業者により料金に差が出るという
ことになるよね。
担当課 同じ区間でも、例えばジェイアールバスが江戸崎駅から市役所までで、
市のコミュニティバスも江戸崎駅から市役所まで、両方が来ているんです けれども、料金は変わってきます。当然、コミュニティバスは一律なので 200 円なんですけれども、ジェイアールバスのほうでいくと距離制運賃な ので、確か 190 円ぐらいで乗れると思います。ただ、時間帯が当然違うの と、あと、差がそんなにないので、そこに関しては特に、どこかからお話 が出ていることはないです。
委員 そうですか。どうせ下げるんだったら、お年寄りと子どもだけを下げ
て、大人からはある程度普通に近い料金を取ったほうがいいとか、そうい う議論はなかったんですか。
担当課 通常の大人の方ですとやはり車が主で、バスを利用される方がほとんど
いなかった。ですので、利用されるとしたら、市外から来られる方がたま にいる程度だったので、そこの部分を下げたとしても、さほど運賃収入に 大きくはね返ってくるわけではないというところで。だったら、みんなで 使いやすくなるように、そんなに変わらないんだったらもう一律でいいだ ろうというところです。
委員 考え方は 2 つあって。要するに、そういうところに配慮したバス路線で
すよというのを強調するのに、そこだけ下げておくというのも 1 つの方法 で、そういう方法を採っているところが何カ所かあるよね。実際、数字が 合わないのはどこもきっと合わないんだと思うんだけど。いわゆる実証実 験で、いろんなことを言ってやっている事例が多いけど、この稲敷の場合 には、これはもうある程度何年限りとかいうことじゃなくて、路線の見直 しとかダイヤの見直しがあるんだろうけれども、やるよという前提は固め ているのですか。
担当課 今、行っているひたち野うしくへの実証実験に関してですけれども、本
ていきたいというところではあります。
近隣市町村と一緒に共同運行しているものですから、その辺との兼ね合 いで、当然利用者が多ければ続けていこうという話になると思いますの で、そこを目指して今、県のほうと一緒になって、利用促進のほうをいろ いろと対策を打っているところです。
委員 外とつながっている路線はみんな単独じゃなくて、美浦村と一緒とか、
そういう形でやっているやつなんですか。
担当課 今、実証運行しているものに関しては、近隣の 5 市町村と茨城県の 6 自
治体で、共同で行っているんですけれども。例えば、阿見町が稲敷市のほ うは利用者があまりいないので抜けますというふうになれば、稲敷市のほ うと牛久市だけしか通っていないものですから、そこで話し合いで、じゃ あうちのほうは続けましょうというふうになれば、続けられるとは思いま すし。その辺は、当然、稲敷市のほうが単独で全部出しますよと言えば続 けられるとは思うんですけれども、たぶんそこまでの費用はかけられない 状況になると想定されるので、その辺は今後の推移次第です。
委員 当面は、いつまでという考え方はないわけね。
担当課 今回の実証実験に関しては、一応、今度の 3 月までを区切りとしている
と。ただ、近隣市町村も県も含めて、それ以降も県のほうの補助金を入れ ながら、できるだけ長く続けられる方法を今考えているところです。当 然、ジェイアールバスであったり、関鉄バスが運行している路線に関して は、民間バスがやっていることなので、これはもう単純に本当に利用者が 減ってくれば、他の市内の路線と同じように廃線するという話が出てきて しまう。
関鉄バスのほうは若干補助金が入っているけれども、今のところ両方何 とか持っている状況なので、できればこのまま維持できるように。民間事 業者任せじゃなくて、市のほうも路線バスとジェイアールバスとかに接続 をうまく合わせたりとか、その辺を注意しながら、両方一緒になって利用 しやすい環境を整えていく必要があるだろうとは考えているところです。
委員 利用する人が、例えば病院だったらどこに行くとか、買い物だったらど
こに行くとかいうことは、当然もう調査していると思いますが、どこで降 りてどこで乗ってとかいう乗降は調査しているんですか。
担当課 はい。昨年度ですが今年の 1 月に国のほうの補助金を使って、市内全路
線で 1 日丸々全ての便に調査員を乗せて、どこから乗ってどこで降りる と、場合によっては乗っている人に聞き取りをしながら、どこが目的地だ というのは、一応調査してありまして、データの方もまとまってきていま す。それをもとに、現在走らせているバス路線に関しましても、当然乗ら ないバス停もあれば人が少ない路線もありますので、その辺をもう少し、 この大量輸送のバスがいいのか、それとももう少し小型の輸送手段がいい のかは、公共交通会議のほうで検討しながら随時見直しは図っていきたい と思っています。
委員 これはどこも苦労しているよね。
担当課 うまくいっているところはあまり聞かないですね。
委員 タクシー等をデマンドに全部切り替えるようになるとすごい負担でしょ
上がらないと。
担当課 本市の場合は、今、小学校の再編をしているんですけれども。実は路線
バスの乗客のほとんどが、小学校の児童もしくは高校生という状況なの で、小学校の統廃合が進んで仮にスクールバスへの切り替えというような ことになれば、路線バスを維持していくのはかなり厳しい状況になってく るのかなというふうに考えています。片や、市外の鉄道駅に接続している 路線については続けていく必要があるので、そこの確保を図りつつ市内の 移動手段を同様に確保していくために、新しい交通システムのほうも、交 通会議のほうも含めて検討しないとならないだろうというふうな議論をし ているところです。
委員 割とこの辺は、小学校のスクールバスと路線バスを共用しているところ
が多いの?
担当課 そうですね。一応、スクールバスとの混乗というものも含めて、教育委
員会のとも話をしてはいますが、やっぱり教育委員会側としては当然、学 校の児童・生徒の登下校を優先に考えたいというのがあります。
委員 そこが見直すべきところです。その辺はやっぱり、さっと決めないと。
7 時 50 分とか 7 時 45 分までに子どもたちを集めるでしょう、きっと、そ れは年寄りの通院時間よりはちょっと早いんだよね。だから、そこだけ違 うルートで回らせて。ただ、それにだって誰でも乗れるようにするのが理 屈だと思うよね。走っているけど子どもしか乗れないとかいうのも、おか しいでしょう。
担当課 当然、小学生はいずれ高校生になるわけで。そのとき、高校生になった
ときの交通手段のことを考えれば当然、完全スクールバスだと都合が悪い わけで。その辺も理解した上でまとめられればいいんですけれども、ちょ っと今のところ、そこまで形がまとまっていない状況です。
委員 利用促進と補助額の削減は、すごく矛盾するところがありますよね。そ
こら辺はどういうふうに考えているんですか。非常に難しいと思うんです けど。
担当課 運賃がそんなに高くないので、乗ってもらっても、補助額がそこまで下
がるかというとそれほど下がらないと思います。補助額を下げるには、実 際の便数をカットするとか、経費面を下げないとたぶん下がってこないと 思うんです。当然、今の段階で乗っていない路線というか、乗っていない 時間帯等はありますので、その辺をちょっとうまく組み合わせることによ って多少便数を減らすとか、人件費とかが減らせる。そういうのは当然、 今後再編の中で進めていくと。
利用促進方法は、最初に幾ら補助金がかかる・かからないは関係なく て、まず乗ってもらうことからで、乗ってもらうことが公共交通で一番大 切なことだと考えています。利用促進といいましても、どの程度その効果 があるかは分からないんですが。小学生であったりお年寄りに対しての乗 り方教室であったりとか、まずはそういう地道なところで乗る機会を提供 して、それで一度体験してもらおうかというのは考えていてそういうよう な利用促進をまずは図っていきたいというところです。
委員 江戸崎総合高校にちょっとお邪魔したときに、ちょうど帰りの時間で、
先生にもお伺いしましたが、ほとんどが保護者のお迎えですね。びっくり しまし。あそこにバスが来ているはずなのに。
担当課 そうですね。今どこの高校も PTA のほうでスクールバスというか、PTA
のほうの貸し切りバスで送迎をやっているところが多くて。江戸崎総合高 校もそれをやっています。
ったんでしょうけれども、それで値段、単価が若干上がったらしくて。 それに伴って、路線で言うとこの 8 番のピンクの路線、新利根から江戸 崎に向かっていく路線なんですけれども、この路線バスに今まで高校生は 2、3 人だったのが、一気に江戸崎総合高校の生徒が 15 人ぐらい乗るよう になったというような事例もありますので。たぶんそこは料金の兼ね合い と、あとは父兄の送迎も当然、朝だったら行けるけど、帰りは行けなかっ たり、そういうところもあると思いますので、高校の生徒のほうにも、で きるだけ乗ってくださいということを案内していきたいと思います。
委員 部活をやっていない子たちの時間だったと思いますが。
委員 逆に部活をやっている子だったら、親の仕事が終わる時間に帰るように
なってしまいますよね。例えば桜東バス(ピンク色の路線)だと、7 時台 とかいうのは、子どもたちが乗車してスクールバス状態なんですか。
担当課 桜東バスの 8 番の路線で言うと、今一番乗っているのが部活をやってい
ない子なので、もう少し早い時間帯です。
委員 6 時 40 分があります。
担当課 朝はそうですね。
委員 朝も帰りも。たぶん帰りだったら 3 時、4 時とか、そんな感じ。
担当課 そうですね。4 時台のバスには高校生が一番乗ると。部活をやっている
子は、やっぱり親の送迎になってしまう場合が多いというところですね。
委員 小学校は、統廃合等でまた遠くなるんですか。
担当課 小学校は、2 年前に江戸崎小学校(江戸崎地区)で再編があったとき
は、路線バスを利用してもらって、小学生が通えるような形で。君賀小学 校(君賀地区)と、あと鳩崎地区の路線バスを利用してもらって、通学に 使ってもらっている状況でして。東地区の東小学校に関しては、もうジェ イアールバスが走っている頃からずっと、小学校の登下校にはバス通学が 利用されている状況であったと。現在でも桜川地区の 5 番と 6 番の路線、 古渡小学校と阿波小学校は、この路線バスを使って登下校してもらってい るという状況です。
委員 南小が閉校になりましたよね。そうすると、9 番のこのルートは今どう
なんですか。
担当課 この 9 番のルートは特殊でして。南小学校があるときは、まず南小学校
の生徒を運んで、その後この 9 番のルートは西代地区を 1 周回ってまた戻 ってくるんですけれども。その西代地区を回るときに、西代地区の小学生 を拾って東小学校で下ろすと。その後、今度は西小学校のほうに向かっ て、脇川辺りの小学生を拾って西小学校に運ぶという、1 便で 3 つの小学 校が使っていたと。
そこで南小学校が統廃合になって、今、スクールバスになってしまった ところがあるので、南小学校の生徒は使わないんですけれども、東小学校 の西代地区の子が使っている状況なので、今はまだ維持していますが。た だ、西代地区の生徒は別の路線でカバーできる部分もあるので、その辺は ちょっと時間帯の調整をしながら、需要がなくなってきて、もともと 9 番 の路線は土日は運行しないような、完全に小学生を対象とした路線だった ので、その辺はちょっと別の交通手段とかを検討していく必要があるかな とは思っています。
委員 今、高校生のスクールバスですけれども、スクールバスとして運行して いない高校が、竜ヶ崎第一、竜ヶ崎第二、竜ヶ崎南高校ですよね。取手も ないですけど、取手は遠くに離れていますが、スクールバスが出るように なったので。あと、私立もほとんどスクールバスが乗り入れて、朝 1 便、 帰りは 2 便。基本、部活をやっている子どもは親が送迎している形ですよ ね。江戸崎総合高校もスクールバスでしたが、それで運賃が、関鉄路線で あると関鉄バスの運賃で払っているんです。そうすると、江戸崎総合高校 の子どもが、今言った路線で通うというのはすごくあることだなと思いま した。今、十何人も乗っていたというのでちょっとびっくりしてしまっ た。あと、西代に向かう桜東バス、統廃合でなくなった南小。平成 17 年 度は利用者が多かったんですけど、28 年で激減してしまっている。
担当課 確かに、この路線に対しては当初 3 万 2000 人利用者がいたのが、今は
7000 人という状況で。この減り具合が異常だったので、たぶん 22、23 年 のころまでは通常の生徒が減っていくのと併せて、一部、ちょっと遠い方 を別のスクールバスに乗せたりで、若干の自然減かなと思っています。
委員 それと、高齢化率もこの 10 年間ですごく上がっている。これからさら
にもっと上がっていきますよね。お年寄りが病院を利用する場合、「こう いう交通手段で済生会に行くんだよ」と言って、利用できるお年寄りはい いんですけれども、なかなか利用できない、1 人暮らしで介護、要支援ぐ らいのお年寄りだと、ヘルパーとかを頼んだり、あとは高齢福祉課で出て いる。
委員 タクシー利用券を利用したりして、歯医者をやり終わったとかいうよう
なことで利用していると思うんです。でも、たぶんそこまでいつも通院状 態じゃないけれども、ちょっと医者に行かなくちゃいけないという場合 は、タクシーとかの利用率がこれから上がるかなと思いました。この資料 でもタクシー利用券の利用枚数がだんだん上がってきているので、高齢者 はタクシーの利用のほうが多いのかな。それに、だんだん高齢になると車 の運転も控えるようになると思うんです。
委員 私が住んでいる地域は、定額料金 200 円で、今この説明にあったように
実質的にスクールバス化していて、見ていても一般の市民はほとんど乗ら ないということで。私たちも近所の人たちを集めて、市役所とかに来ると きに、一度バスを利用したことがあります。でも帰りの便がなくすぐ帰れ ないんです、だいたい 1 日がかりになってしまう。
今後の将来の展望を見ると、担当課としては縮小していく方向で考えて いるんだよね。先ほど担当課長のほうから話があった自動車の保有台数を 見ても、2 万 8000 台近くだと、計算したときは、単純でも市民の 2 分の 1 ぐらいが自動車を持っている、1 人 1 台となってしまうわけですから、そ うすると若い人は絶対的に利用しないと。私たちは、今から高齢化が進ん でいって免許証を返納したときに、果たしてじゃあこのルートのバスがあ ったとき、時間的にうまく合えば利用しやすいんですけど。本数を増やす ということはなかなか難しいと思うんですが、そういうことを含めて、検 討したほうがいいと思います。
あと、8 番と 12 番の路線で君賀小のバス停がありますが、今説明があ ったように、8 番は距離制、12 番は均一料金を採っているわけですけど、 12 番は 200 円で、8 番は江戸崎から幾ら掛かるのか?
担当課 200 円はしなかったと思います。
担当課 12 番路線の上限が 160 円なので、そこまではいかないかとは思いま す。
担当課 この 12 番と 8 番は、運賃が均一か距離制なので乗り方も若干変わっ
て、乗車方法についても整理券を取るとか先に払うとかいう、その辺も変 わってくるので。やっぱりお年寄りであったりとか、地域でのバスの乗り 方教室はぜひ進めていきたい。今おっしゃっていただいた乗換割引は確か におっしゃるとおりで、今までいろんな事業者が入っていたので、なかな かうまくいかなかったんですけれども、ここはぜひ検討していきたい。
委員 市役所のような場所に用事がある人は多いので、そういった部分で路線
や運賃もちょっと考慮していただける部分があるといいのかなと。龍ケ崎 のコミュニティバスは全部、龍ケ崎駅と市役所に必ず寄るんです。全ての ルート、循環ルートと、5 ルートがあるんですけど、全て駅と市役所に寄 るような形を取っています。今後の再編計画のときにでもちょっと考慮し ていただければと思います。よろしくお願いします。
委員 稲敷市の最初のお話で、高齢化率のことに触れられていましたが、例え
ば独自に送迎している病院がありますよね。あれは、お宅の玄関先の所と か場所を決めて乗っていただいて、ぐるぐる回っていますよね。お年寄り にとってはすごく楽なようです。おそらく、高齢者に対しての路線バスを 考えるよりも、バス停に行って、どこか買い物に行って、それも大事なん ですけど。例えばそういう病院にそれこそ補助金を出すとか、それを促進 してもらうとか、将来的にそういうことは考えたりとか検討されたりとか ないのでしょうか。
担当課 現時点では、民間事業者が、独自でやられているのは存じています。そ
こに限定しての補助金というのは、今の時点ではなかなか難しいところも ありますが、将来的には検討する余地はあるかもしれないです。
委員 タクシー券もいいですが、例えばある程度外来客が多い病院だと、江戸
崎の街中にある病院とか、いろいろありますよね。そういうところなんか も、ほとんど家族が送っていかないといけない状況で。ここをもうちょっ と、どこかで何かアイデアを出していただけると。
委員 それはさっき言ったような、将来デマンド方式を採るとかいうような部
分で。先ほどの意見は、病院とタイアップするような部分のことだと思い ます。
担当課 今はどうしても路線バスの維持というところに注力しているのが現状で
すが、新しい運行システムに変更する際に、その辺も含めて検討していき たいと思います。
委員 どこでもそうなんですけど、走っていれば乗らないかもしれないんだけ
ど、最初に廃線になってしまうと、「何でうちのところだけ」と言う。
委員 実際に、路線バスに本当のお年寄りが乗っている姿を見たことはありま
すか?
担当課 定期的に乗られる人はあります。
委員 バス停なんかを見ていると、シニア世代、70 代ぐらいの方までは乗っ
ておられるお姿はもちろん、本当に 80 代、90 代の人。東京辺りだと、そ の方も乗っていますけどね。
委員 私の街でも、路線バスはものすごく年寄りがいますよ。
担当課 ある程度若い年代からバスに乗り慣れていて、降りた所から目的地まで
なったからすぐ降りてから歩く、そういうような不便さについていけるか というと、なかなかそれも難しいところで。本当にお年寄りにはなかなか バスに乗ってもらえなくなってしまっているので、そこも、多少不便でも 歩いてもらって、健康寿命の伸ばしてもらうようなところがちょっといけ ればなと思っています。
2).地域交通利用券(タクシー利用券)補助事業 (担当課:政策企画課)
担当課 先ほど説明を一緒にさせていただきましたが、タクシー利用券のほうの
助成の事業になります。こちらのほうは、資料のほうで 3 枚つづりの 2 枚 目の一番下のところにタクシーの利用状況、それからそれに対する補助金 の状況が 3 枚目に載っているというような状況です。
タクシー利用券については登録制を採っていまして、登録される方は 年々増えているような状況です。登録はしても、実際に皆さんがお使いに なるかというとそうではなくて、安心のためにいったん登録はしておいて という方もおり、利用される方は、先ほどの資料にあるように、今現在、 延べで 2 万弱というような状況になっています。タクシー利用券のほうに ついては、タクシー事業者の存在する場所にちょっと地域的な偏りがある というのがありまして、市内全域どこでも同じように利用できるかという と、なかなかそこまではいっていないというような課題はあります。
委員 制度的には幾らまでの何回とか。
担当課 このガイドマップの一番後ろのページに、タクシー利用券の利用の仕方
のほうを載せていまして。一応、少なくとも自己負担で 300 円は払ってい ただくと。あともう 1 つのルールとしては、市のほうの補助額は上限が 700 円というふうになっています。ですのでここの例を見ていただくと、 800 円の運賃がかかった場合には、300 円は最低自己負担していただい て、残りの 500 円が市のほうの補助と。2000 円の場合には、市の補助は 上限が 700 円ですので 700 円は市の補助で、残りの部分が自己負担という ふうになっています。
資料 1 のほうを見ていただくと分かるように、平成 21 年 2 月からこの タクシー利用券を始めているんですけれども、もともとのこのタクシー利 用券が始まったいきさつが、公共交通のバス停まで遠い方と近い方がおら れて、遠い方はバスに乗らないというところから、そういったバス停まで 使ってもらうであったり、結節点、バスがそれなりに出ている所まで使っ てもらうというような目的で出したんですけれども。当然利用者からして みれば、目的地まで使うのがバスですので、ほとんどがそういった使われ 方である。
現状、このタクシー利用券の使われ方で一番多いのが、やはり 2000 円 以下の運賃の利用がほとんどになります。長距離を乗られても 700 円の補 助になってしまうので。2000 円ぐらい以下の利用なので、主にタクシー 事業者がある江戸崎地区の方が実は多くて、本当に 1000 円から 2000 円の 間の利用が一番多いという状況です。
委員 何枚でも使えるんですか。
担当課 一月当たり 8 枚が目安で配布しています。週 1 回の往復にそれぞれ 1 枚
委員 タクシー会社は迎車料金を取るんですか。
担当課 はい。一応ルールですので、迎車料金を取ります。ですので、場所によ
っては当然、迎えにきてもらうだけでもこの 700 円分を使ってしまうとい う場所も出てきます。
委員 うちの親戚のおばあちゃんは、1 人暮らしをしていて、市でタクシー券
をもらえるから便利だよと言っているんです。遠いと 2000 円以上とかに なってしまうから、そうすると往復で 5000 円近くになるので利用できな い。
担当課 地域によってだいぶ使い勝手が悪いので、そこをもう少し使い勝手がい
いように検討できればいいんですけど、今のところはそのような現状の使 い方です。
委員 東タクシーは東地区にあるんですか。
担当課 そうですね、東地区にあります。
委員 それ以外は江戸崎ですか。
担当課 大利根タクシーが新利根の角崎にあります。桜川地区にはタクシー事業
者がなくなってしまった。
委員 これは、登録されるデータは 65 歳以上ですか。
担当課 年齢制限はなしです。ですので、本当に 0 歳児の赤ちゃんでも、その分
はもらえますので。例えば、生まれたばかりでお母さんがまだ車を運転で きないというときでしたら、2 人分を申請してもらって、もし 2 人で乗っ ていくのであれば、それぞれで 1 枚ずつ使ってもらってということができ るので、最大 1400 円まで 2 人で乗っていただければ。
委員 乳幼児でも 1 枚になる?一応、免許を返納したとか、持っていないと
か、何か条件がありましたよね。
担当課 はい。何らかの理由でなので、例えば、けがをして 3 カ月間運転できな
いという場合でも発行できます。これはもう基本的に、車を持っている人 はタクシーなんかを利用せずに車を使うということが前提で、成り立つ制 度ですので。
委員 もう周知されています?
担当課 もちろん、はい。江戸崎エリアの方は結構使っていただけているんです
けど、それ以外の方は、登録までをしていただいている方は結構いるんで すけど、実際にお使いになるのにはちょっと金額が高くなってしまうの で、利用状況はあまりよろしくない。
委員 知っていても、使えない。
委員 ある日突然ぎっくり腰で腰痛になったときに、タクシーでしか病院に行
けなかったんですけど。そういうときも本来は使えたんですね。
担当課 使えます。
委員 3 週間仕事に行けなかったんですけど。
委員 でも申請は、地区センターとかに行かないと駄目なのですか。
委員 それが無理なんですよ。
委員 郵送もできるんですか。
委員 だから、そういう突発性な方は至急必要なわけですよね。
担当課 市の対応としては、電話をいただいて、郵送で申請が可能なんですけ
ど、それでも何日かかかってしまう部分があるので。ただ、代理の方での 申請は可能なので。代理の方に申請してもらった場合は、その人に渡すわ けにはいかないので郵送になってしまうんですけど、それだと多少時間が 短縮できる。
委員 他市町村なんかでもこういうサービスはやっているんですか。
担当課 このタクシー利用券はそんなに多くないと思います。
委員 ないんですか。そうすると、補助額はだいたい 700 円前後ぐらいという
感じなんですかね。そんな高額はちょっと市としても無理だけどね。
担当課 初乗り程度という意味で 700 円の設定にしている。
委員 県北のほうだと 1000 円前後なんじゃないか。何しろ 1000 円では届かな
いみたいな所が多いから
委員 さっきのバスみたいに、補助金を距離制にしたら。700 円じゃなくて、
1000 円ぐらいにしますよと。
委員 それも方法かもしれないです。この辺のタクシー事業者が頼りにする収
入源にするんだったら、問題はやっぱり迎車料金です。水戸は競争が激し いから、迎車料金を取らないタクシーがいっぱいある。
担当課 市のタクシー事業者も、皆さんが大きいタクシー事業者じゃなくて。こ
の東タクシーと大利根タクシーに関しては、車が 2 台で運転手が 2 人で、 本当にそれぐらいでやっているので、あまり長距離出てしまうと電話も出 られないということで、苦情の電話をこちらのほうにいただいたこともあ るんですけれども。
委員 神崎駅に止まっているタクシーはそうですか。
担当課 神崎には迎車等では行くんですけど、止まってはいられないみたいで
す。タクシーはやっぱり地域で縄張りがあるらしくて、なかなか他の地域 には駄目らしいです。
委員 マイクロバスみたいな形のタクシーがあるんですか。
担当課 合同ハイヤーは、たぶん 10 人乗りぐらいのワゴンタクシーを持ってい
ます。
委員 何かもうちょっと利用できる方法があるといいですね。
担当課 そうですね。今それを公共交通会議の中で議論しています。
委員 あと、コスト削減を考えたら、シェアという考え方もちょっと入れたほ
うがいいような気がします。タクシーを 1 人で使うのはもったいないです よね。
担当課 そうですね。どうしても個人個人の話になってしまうんですけど、使い
方として、近所の人とみんなで集まればそれだけ多く使えますよというお 知らせはしています。
委員 今度の公共交通体系の会議の中で、タクシーと併用とかいろんなことを
かなか田舎の人とかは行く場所が違うから。よろしくお願いします。
委員 運輸事業の制度の縛りも一部で始まっているところもあるが、集落の中
で自分たちの車で送迎をする。会費を徴収して、会費はガソリン代と維持 経費だけでやっている。
そういうところは、ちょうどリタイアされた方々など時間に余裕のある 方がやっていて、ドア・ツー・ドアで、評判いいらしいけど。その人たち が今度呼ぶようになったときに、運転している人がいるのかという問題 が、今のうちから出ているんだけど。
そういうのでもう、自分たちで解決し始めているところも結構多いです よね。逆に言うと、そういうところに行政側が働きかけて、そういうため の車を買ってやるとか、そういう制度を。それは何に使ってもいいけど、 最低 1 日に 1 回、2 回は運行してねとか、そういう方法もあると思いま す。
担当課 頑張ります。
委員 やっぱり地域と連携すると、新しいこともできると思います。
委員 市の有償サービスを聞かれるんですけど、あれはやっぱり要支援とか要
介護とかの部分がないと、利用出来ないんですよね。
担当課 そうです。
委員 比べると、値段的にどうですか。有償サービスの実態が分からないんで
すけど。
委員 介護タクシーのことですか。
委員 福祉で有償サービスとかをやっているじゃないですか。病院送迎とかそ
ういうやつで。例えばある程度値段的に安かったら。動ける人はそんなに 要介護とかにはならない人なんだろうけれども、要支援ぐらいだったらあ る程度自立している人が多いと思うので、すみ分け的な部分で。
委員 四国でやっている地域バスは、朝の高校生の通学からやっています。
委員 それはやっぱりワゴン車みたいな。
委員 いや、後ろの 3 列目かに車いすが乗れる形で。だから 2 列目も大丈夫な
のかな。2 列目がないのかな。普通に後ろも運んでいるらしいよ。高校生 の通学から始まる。
担当課 高校生はいろいろ難しいところがあって。市内には江戸崎総合高校しか
なくて、それ以外のところは、もうあらゆるところに市外地に向けてなの で、全部を拾い切れない。当然、スクールバスを出している学校もあるん ですけど。特に千葉県側のほうに行っている学生は、バス路線がないとこ ろがほとんどで、鉄道駅までの送迎。
委員 役所が全てカバーするのは無理だから、最低限のカバーをちゃんとすれ
ばそれでいいと思う。「私はどこに行きたい」と言われてもそれは。
∼行財政分野∼
3).愛しき稲しき推進事業 (担当課:シティプロモーション推進室)
事務局 引き続きまして、秘書広聴課の愛しき稲しき推進事業のほうの評価をお
願いしたいと思います。それでは職員の紹介のほうを糸賀課長のほうから お願いいたします。
担当課 こんにちは。お世話になります。秘書広聴課シティプロモーション推進
担当課 よろしくお願いいたします。
委員長 じゃあ、説明をどうぞ。
担当課 はい。愛しき稲しき推進事業ということで、こちらの推進室で人口減少
対策の柱の 1 つとして、28 年度、昨年度から開始されたものです。稲敷 市のシティプロモーションの目標ですが、昨年度定めたアクションプラン がお手元にお配りされていると思いますけれども。2 ページの下のほうに 3 行ほどありますが、稲敷市に関する人々、方々に響く情報発信をして、 市に誇りや愛着を持っていただき、市を好きだと自発的に言ってもらえる 人を増やすことを第一としております。
昨年度は職員研修を 2 回、そして若手 4 グループのワーキングによる提 案。お配りいたしましたジャンピング・プレジデントカレンダーなどの提 案もありました。そして向こう 5 年間の計画をアクションプランとして作 成しております。動画の作成、アップ、フォトプロップス。フォトプロッ プスというのは写真の小道具といいまして、写真を撮るときに、「稲敷市 が好きだ」みたいなのを一緒に持っていただくような写真になります。あ るいは、広報紙での特集を開始しております。
今年度は、既に庁内の推進委員会、各部から出していただいた推進委員 会を組織し、稲しき家族ホームページの改善ですとか、おこし協力隊の協 力によるジャンピング・プレジデントカレンダーの作成、イベント時のフ ォトプロップス写真撮影、広報紙の「私たちの稲敷」の特集、今度もう少 しで出しますが、広報増刊号の発刊などを予定しております。
将来構想といたしましては、全ての職員が広告塔となって、全ての分 野、それぞれの立場でシティプロモーションを念頭に行動して、情報発信 をしていただくこと。そして、伝えるだけでなくて、外部の方々の協力 者・理解者を増やして、市民の方々に「稲敷市、いいですね」と言ってい ただくことも大事かと思っております。説明は以上です。調査票は昨年の 状況ですが、ご覧のとおりになります。どうぞよろしくお願いいたしま す。
委員長 この頃、結構いろんな形でシティプロモーションが始まって。力の入れ
方はいろんな分野で、映像関係に力を入れていたりしますし、映画とか、 撮影のあそこにものすごく力を入れているところもあるんだよね。あれ は、思わず人も来るんですね。本当に思わず人が来る。水戸に 30 年ぐら い出ていた公園があるんです。これは「テルマエ・ロマエ」なんですけ ど、お風呂に入る、あれで使われたんです。その土地はちょっと使いよう がなくて、結果的に公園にしようと。ただ普通の公園に使っても面白くな いから、イギリス式の公園にしようと造ったんだけど、誰も利用しなかっ たんです。
ところが、映画で使われたらそこにわんさか人が来るようになって。こ こ 3、4 年、他でもそこがまた出るようになって、ますます人が来るよう になるとか。何かどこかで何かで気に掛けるみたいな話があって。だか ら、そういうものを売り込む目の付け所が職員の間に出てくると。撮影で 有名なのは昔の浄水場、昭和初期に造った、浄水のための大きなポンプも まだ 1 台か何か残っている。そういうところが、戦隊ものとかいろんなも のに使われて。そこをわざわざ見に来る人がいっぱいいますね。
を造ったりだとか、納豆を作ったりだとか、乾燥芋を作ったり。お菓子 屋、そこは飛躍的に営業が伸びた。今もその手法をそのまま使って、伸び ているんです。
街の行政はほとんど動かなかった。そのときにちょっと端っこで参加し ていた大洗の人たちが始まったんだね。ちょっと、やっぱりどこかのきっ かけで、こういうのは始まる。そのときに、ここの中でも何ページかに書 いてあったけど、5 ページぐらいに「市民と市職員一人ひとりが」とい う、ここですよね。茨城県の一番悪いところは、自分のところの自慢をし ない。やっぱり自分のところの自慢をする、うそでもいいから自慢する、 この気持ちがないとシティプロモーションはできない。
「いなしき」という市名は、茨城県内では何となく「稲敷」と分かるけ ど、全国的な知名度はないんじゃない?この漢字をみんな「いなしき」と 読むのか、という、そういう感じ。鹿行(ろっこう)に比べると簡単なん だけど。これは逆に難しいほうが売りは簡単なんです。簡単に読めるより は、難しく、読みづらいところのほうが、プロモーションはしやすいんで すけど。だけど、そういう意味で鹿行の人も別に自慢する気がないから、 あまり。
やっぱり、ここのところをどうひっくり返すかです。そういう気持ちに させるのには、昨日もちょっと話になっていたんだけど、外から「稲敷、 すごいね」というのが 1 個入ってくると、ちょっと変わるんです。その事 例は、例えばカボチャの GI 認証とかいうのが、稲敷の人は、稲敷の江戸 崎カボチャはすごいよとか言っていたかもしれないけど、本当にすごいな んて、たぶん誰も思っていないんだよね。単なるカボチャだと思っている だろうから。そこのところが、GI 認証があったよというだけで、何とな く作っている人も誇らしくなるし、売る人も誇らしくなる。
そういうのを何か見つけて、女性がつつくそこをどうつくるかですよ ね。なかなか、口で「広告塔として活躍しろ」と言うのは簡単だけど、そ うならないんだよ。やっぱり外で十分に記事が扱われると、それで変わっ てくる。水戸で芸術館を担当したんですけど、そのとき全体の意識を変え てもらうのに何をやったかというと、やっぱり取材に丁寧に答えてきちっ と記事にしてもらって、それが記事になったというだけで終わらせない。 その記事になっものは役所の職員に徹底的に配って読ませる。そうなんだ というのを植え付けさせる。
そうすると、何かそれまで「勝手にやってよ」とか言っていた職員が、 ちょっと言葉の端々にそういうのを使い出す、そういうのをどう持ってい くかだと。それはテレビの取材でもいいんだろうし、何か新聞とか、いろ んな雑誌がありますよね。
これをどういうふうに職員一人ひとりに。庁舎の1階で見たけど、茨城 県で稲敷いなのすけが 1 番で、全国で 8 番目で、みんなが頑張って毎朝必 ず入れているのかなとか思いながら入ってきたんだけど。それも大事です よ。それも大事。やっぱり 1 番にならなければ駄目。8 番では。きっと 1 番と 8 番の距離はものすごくあると思うんだけど。なった途端に世の中が 変わる。
稲敷いなのすけが 1 番になったときに、稲敷の江戸崎カボチャがどうで こうでというのは、全国中にみんなばーっと分かるわけ。それをやらない と駄目です。8 番じゃ駄目。なかなか難しいと思うけど。
だから、ぐんまちゃんはきっと県庁の職員だけじゃないと思うんだよ ね。何か関連業界だとか市役所だとか、みんなでやっただろうというの で、何となくいろんなところでみんながやって、3 位になって 1 位になっ てみたいな。そうなってくると、全体がばーっとまとまってくるみたい な。何をきっかけにするかというのをつかまないといけないんだよね。
水戸、県北はだいたいもう「茨城」で売らない。それぞれの市町村の名 前で夢中になってしまう。どれをきっかけにするかをはっきりターゲット を決めて、3 年ぐらい集中的にやる。フィルムコミッションみたいなのに 徹底するのか、いい景色を自分たちで見つけて、季節ごとのいい景色を徹 底的に売り込んで、それで天気予報をやらせたり。天気予報も一生懸命い ろんな所に行っていますよね。
委員 ひたちなか海浜公園もテレビに出ていました。
委員 みんな慣れていないから自慢できないよ、きっと。でもそれを普通に自
慢できるように、研修で、ある種の「自慢をしていないじゃないか」とい うぐらいにやらないと駄目。研修は覚えるとか何とかじゃなくて、やっぱ り人間を変えるぐらいの研修をしないと駄目よ。そういうので、何を変え て。そういうのを繰り返していくと、みんなの間に共通項目として、これ とこれとこれはちゃんと売ろうとか、何かそういうのが出てくると思うん だよね。
委員 今、話にあったフィルムコミッションというのはある?
担当課 はい。
委員 活動的にというか PR 的には結構やっているんですか。
担当課 フィルムコミッションは、商工観光課のほうでやっております。
委員 担当が違うんですね。
担当課 観光を目的としたほうでだいぶ整備されていて、そちらでやっていま
す。この前はフィルムコミッションの関係で、研修にもこちらから行って いただいたり。今週、1 カ所大日苑という所で撮影があったみたいです。
商工観光とも連絡を取りながら、どうしていったらいいのかというとこ ろをやっているような状況です。
委員 役所は縦割りを崩さないと駄目だね。もうシティプロモーションは、み
んなでどんといくみたいな。
担当課 そうなんですね。何でもですから。
委員 推進する立場で、また違う部署だとなかなか。
担当課 ですから、理解しながら、情報を共有しながら価値のあることを一緒に
やっていかないと。
委員 稲しき家族のホームページがありますよね。そこでいろんな画面、例え
んですけど。そうしたら何かこういうのがあるんだよと、おいしいなと か。
担当課 たぶん市で撮ったのものとは違うとは思うんですけど。
委員 違うんですね。じゃあ、それをそこに引用しているという。
担当課 そうですね、利用したお客さんとかだとは思うのですが。実際、自分た
ちも携帯に写真が撮ってあって、それをちょっと市の Facebook とかそち らのほうへ上げようと思って、今やってはあるんですが。
委員 あれはよそのやつなんだ。
担当課 はい。地域おこし協力隊の作った動画が、稲しき家族にはだいぶ入って
います。
委員 やっぱりいろんなやつがアップされているということですね。だから画
像はすごくいっぱいあるんだけど、市で撮ったような感じではないなと か、ちょっと見受けられたので。
担当課 そういうふうに、隠れた名所というのか分からないんですけど、今その
販売機自体が日本に 2 つしかないという話なので。
委員 そう。曲渕の古民家の喫茶店の PR とかもありましたもんね。
委員 インスタとか Facebook とか。市の Facebook に、どのぐらいの人がぶら 下がっているのか。
担当課 ちょっと調べないと分からないです。
委員 Facebook は使いようで、要するに 50 人自分のお友達がいるところに は、50 人に行くんだよね。
担当課 行きますね。
委員 そうしたら、その人が 50 人ずついれば、また 50 人行くんだよ。
担当課 50 人に。そうですね。
委員 だから、市のところに、極端なことを言ったら市の職員が全部お友達で
入っていれば、それが市の職員のところから行く。もっと別件でそういう のをいっぱいやっている人のところに稲敷のやつが行くようになれば、そ こからまた無限大に広がっていく。そういう方法は、やっぱり戦略として ものすごく持たないと駄目です。インスタもそうだけど。
担当課 そうですね。今、Twitter と Facebook とインスタグラムとで、アカウ ントもちょっといっぱいあるんですけど、それらを活用してどう広げるか というのをやっぱり検討していまして。
委員 市はみんな作っているんだけど、全然生かせていないよね。もう無理や
り、市の職員の一人ひとりがそうなんだと言ったら、そこにみんなぶら下 がらないと。それがそのまま、そこからばーっと広がっていかないと。や っぱり市のウェブが入っても、どれだけ稼働するかだから。作るのは誰で も、カメラ屋でも作ってくれるし、簡単なんだけど。そこから先だよね。
担当課 そうですね。
委員 イベントでいなのすけが来ますよね。運動会は来ませんけれども、市の
委員 来たときには、販売は今していないです。
委員 ポロシャツとかそういう?
委員 いなのすけは市の職員がやっているんでしょう?
担当課 協力隊のメンバーが。女性なんですけど。
委員 そこで協力隊の難しさは、協力隊でやっているから市の職員はいいんだ
というのが、さっき言った「一人ひとりが」のところに弱くなる部分なの よ。協力隊のいいことと悪いことというのがあって、協力隊がやってくれ ているからそれでいいと思ってしまって終わってしまう部分があるから。 協力隊がいいのか、それとも誰か民間に任せてしまう。あれは市の職員が 入ってももったいない。やっぱりいいところは、いまだに市の職員が入っ ているんだけど、ただ、運動会とかに行ける限り行っている。ひょっとし たら 2 回か 3 回も行ってしまっている。運動会に行くと、やっぱり小学生 は喜ぶんだよね。幼稚園とか保育園にも行く。
だからやっぱり稲敷いなのすけが自分らの友達だと思うぐらいに、子ど もたちがわーっと思うような。もう 2 体でも 3 体でも 1 日動いてしまう、 同じ場所じゃなければ。ミッキーマウスだって世界中で何十体も動いてい るわけだから。同じ場所に 2 匹は来ないけど。
担当課 そうですね。
担当課 もっぱらは地域おこし協力隊ですが、市の職員で商工観光課、そして政
策企画課でも、後ろに座っている事務局が時々入っています。運動会なん かもそうですが、やっぱり販売の会社なんですね。会社がイベントに来て いただけるようなときは許可を得て。
委員 そのかばんなんですけど、ちょうどこれぐらいですよね。1 人の人が持
っていたら、かわいいので、「どこで売っていたの」とみんなそろって買 うようになってしまって、まとめて買うぐらいになってしまったので。入 りやすいというのと、いなのすけがかわいいというので、すごく。「こう いう形もあったの?」と、さらに違うバージョンのとか。今、歩くと、健 康増進課でいなのすけの何かをいただけますよね。かばんもいただけるん ですよ。
担当課 ウオーキングで。
委員 あれも欲しいから頑張って歩いている人もいるので。いなのすけのバッ
グはいろんな顔のがあってかわいくて、意外と好評だったので、ショップ はパンプの中だけなのかなと思って。
委員 当然、もうそのグッズも何も全部そこでという形で、徹底してやってし
まったほうがいいですね。
担当課 確かにそういう、茨城県でゆるキャラキャラグランプリで上位になれる
のであれば、そういったものも活用して、そのグッズなんかも含めてもっ ともっと活用とか、やり方があるのかなという感じはしますね。
委員 実際にやっていますよね。
担当課 はい。許可を得て、もちろんやっているわけですから。そういった方が
もっと増えるのも一つかもしれない。
委員 そうですよね。
委員 役所がやると限界があって。ねば∼る君だとか、船橋市のふなっしーと
あれは、要するに規制がないから好きにやってしまっているわけで、役 所がやっていると、入る人が代わるから声を出せないとか、何かいろいろ あるけど。もう任せてしまえば、それで。そのほうがずっと人件費に使う よりも安い。あと 2 分。
委員 プロモーション推進のほうに関係ないんですけど、秘書広聴課の方がみ
えているので、広報係のほうだと思うんですけど。ホームページがありま すよね。この前にやった公共交通関係で、ちょっと前にホームページで 「コミュニティバス時刻表」とか「コミュニティバス」というふうに入力 して、見つからなかったんです。そういうふうに名称を検索欄に入れてや ってもヒットしなかったんです。出てこなくて。いろんなことをやったん だけど、出てこないんです。
しょうがないから、各課の一覧がありますよね。そこで政策企画課で開 いてどんどん下げていって初めて、公共交通の今日いただいたこういうよ うな部分が出てきて、そこからさらに下げてコミュニティバスが出てくる ような感じなんです。よそだと、「コミュニティバス時刻表」とかそうい う単語を入れてしまうとすぐヒットするんだけど、稲敷市のホームページ はヒットしないので、
そこら辺を後で課長のほうから確認をお願いします。
担当課 はい。まさにプロモーション、そういったものをお知らせする、あるい
は分かっていただくということ。
委員 最初の画面にはこういう「愛しき稲しき」とかが出てはくるんだけど、
見たいものというのが探してもすぐ出てこないというと、「何だろう」に なってしまう部分が。
担当課 検索するのに、ヒットする、完全一致じゃなくても出るように緩めにす
るとか。検索機能を調査して改善していったらということだと思います。
委員 仕掛け人なんてお考えですか。私たちはフォーラムを行ったときに、仕
掛け人を呼んだんです。ひこにゃんとか、あとは漢検とかを仕掛けた人を 呼んで講演会をやったんです。割とお金がかからなくて人気があるらしい ので。いかがでしょうか。
担当課 「仕掛け人」できっと調べられるかもしれませんけれども。ぜひ参考に
させていただきたいと思っています。
4.評価結果のとりまとめ 5.その他
委員長 それじゃあ、今日のところはここまでにして、評価シートを出して終了
です。どうもご苦労さまでした。
担当課 どうもありがとうございました。
委員長 結果はあすの夕方以降にいただいて、明日もどこまでいけるかは分かり
ませんけど、時間がなければ翌週にまとめて整理をするということで。今 日はシートを提出して終わるということで。また明日、よろしくお願いし ます。ご苦労さまでした。